参議院議員の糸数慶子さんが、神奈川NETを訪ねて下さいました。11月の知事選挙の情勢も気になるところですが、実は、今日は、沖縄26市町村の統一地方選挙の投票日。多くの女性のチャレンジを支援してきた糸数さんからは、地域の市民運動をリードしてきた女性たちの政治参加やその運動をネットワークするためのプログラムが語られました。 沖縄県は、出生率だけでなく自殺者数も全国トップ。10万人当たりの多重債務者数も全国一なのだそうです。
これは、恩給や年金といった不労所得がもたらす弊害でもあり、基地経済に依存することなく沖縄経済が自立の道を歩むためにも、教育と雇用問題が最重要課題とのこと。糸数さんは、そのために、現場で運動を進めてきた女性たちを政治の場に送りだす事に力を注がれています。子育て支援のNPOの誕生にも寄与されています。国政治の舞台にいながら、地域政治を豊かにすることを目指す糸数さんの活動に共感を覚えました。
地域政治に目が向けられにくい状況は、都市部も地方も変わりません。でも、市民とともに制度をつくる「市民立法」に取り組み、イキイキとした議会につくり・変えようとエールを交換しました。