認可外保育施設を活用「一時預かりパイロット事業」

予算特別委員会報告2

認可保育所からあふれる一時保育のニーズの受け皿は、横浜保育室や認可外保育施設です。比較的小規模で柔軟な保育体制は、障害児や親に課題があるといった困難事例への対応も期待され区役所など公的機関からの紹介も行われています。私は、そういった一時保育の実態調査の必要性を提起してきましたが、ようやく一時保育の重要性も理解され始め、昨年、横浜市では、民間一時預かり実態調査が行われ、NPOが柔軟に一時保育に取り組む実態が把握されています。

2008年度には、リフレッシュのための一時預かりパイロット事業も実施される予定です。でも、「リフレッシュのために…」と子どもを預ける方は少ないようです。逆に、求職中、スキルアップのためという理由で子どもを預ける方たちの中に、実は、子どもと離れたいという要求があるというケースも多いそうです。予算委員会でも、「理由を話さない親にはあえて聞かない、慣れてくればいろいろなことを話してくれる、入口はとにかく預かるよということです」という現場の事例をあげ、限定的にリフレッシュの要件を設けることの難しさを伝え柔軟な対応を求めました。
 
パイロット事業は民間事業者に委託されますが、認可保育所、横浜保育室において行う事業を対象とせず、認可外保育施設を活用します。いよいよ、実施主体の拡大につながる方策として大きな一歩を踏み出すことになります。認可外保育施設の「保育の質」についても、一年に一度の立ち入り調査を一定の基準とするなど、これまでの提案が生かされました。

利用料金については、子育て支援施策の子育てサポートシステムを参考し時間あたり800円に設定されますが、1日あたり(八時間を目安)三歳児未満2400円、三歳児未満1300円認可保育園の一時保育に比べ割高感があります。公的補助を投入し、コストのかかる一時保育・預かりサービスを拡充する方向性は否定しませんが、選んだ施設によって税の恩恵の格差が生じるということのないよう、今後も、税の補助が利用者に還元されるしくみを提案していきます。

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