畑の野菜を食べる

ピッピ保育園の給食をつくるピッピキッチンのメンバーと、鶴見川沿いの「田村さんの畑」に行ってきました。ピッピ保育園の給食の野菜はこの畑で作られています。
案内して下さったのは、畑の野菜を収穫し配達する自称「八百屋さん」の佐藤さんです。チンゲン菜、水菜、キャベツ ブロッコリー、エンドなどが自然農法で育てられています。晴れていれば、ふかふかの土の感触が味わえたのかもしれませんが、あいにくの雨で残念。スギ菜も根を拡げていて、競争で草抜きされているそう。キャベツは虫除けネットに覆われていますが、それでも虫食いがあり大変そうです。畑の連作障害もあり、どうしても畑の野菜が足りない時は、市場の野菜を使うしかないのですが、メニューを工夫しながら自然の畑の野菜を理解して食べる努力もしなければなりません。
キッチン:「この間のチンゲン菜、ちょっと固かったかな」
八百屋さんの佐藤さん:「暖かい日が続いたから、一気に伸びちゃったんです。小さいのをたくさん摘むようにしてみますか。」
などと、畑でミーティング。

佐藤さんは、お子さんを育てながら畑の仕事を続けてらっしゃいます。娘さんが小さい時は、ピッピの一時保育を、そして、少し大きくなって、ピッピ保育園を利用されながらのお仕事です。ちょっと素敵な循環です。
野菜をつくる人、調理する人、そしてその両者をつなぐ八百屋さんのチームワークで畑の野菜を食べる工夫を続け、その事を子どもたちや保護者の方にも伝えていきたいと思います。