点検・評価のプロセスが気になる「子ども・子育て支援事業計画」
27日、青葉区地域子育て支援拠点ラフールの開設5周年イベントに参加してきました。年間40,000人の 子育て家族に利用されているラフール。横浜市内各区に1カ所開設されている18カ所の地域子育て支援拠点の中で、最も利用されている拠点で、地域子育て支援拠点は、青葉区と特定非営利活動法人ワーカーズ・コレクティブ パレットとの協働事業として運営されています。昨年は、区とパレットで振返りを行っており、『開設して3年7ヶ月(平成26年度3月末現在) 新規登録数10,080人、 のべ年間利用者数は毎年4万人を超えている ・平成26年度:のべ年間利用者数 42,743人 (うち父親1,279人、祖父母452人) 1日平均利用者数173.8人 ・アンケート結果:スタッフの対応良い(84%)、どちらかといえば良い(14.9%)⇒98.8%が対応に満足している』といった客観的なデータも含めて事業の評価が公表されています。
2015年度からは子ども・子育て支援新制度がスタートしており、5年を1期とする子ども・子育て支援事業計画も策定され、毎年点検・評価を行い「中間年を目安に見直す」ことになっています。その議論が行われるのが、横浜市子ども・子育て会議。子育て支援、保育・教育、放課後施策について、それぞれの部会で点検・評価が行われます。すでに、保育部会は、各事業の進捗状況、事業の有効性、利用者・実施事業者の意見・評価などが記載された点検・評価案も公表しています。(会議資料)有効性については「利用者、実施事業者からの意見・評価を踏まえ、当該事業・取組が市民生活等の向 上にどの程度貢献したかを4段階で評価する。」とのことですが、利用者、事業者の意見・評価をどのように集約されたのでしょうか。私は事業者として、かなり積極的に保育所での一時保育や休日保育、乳幼児一時預かり事業に取組んでいるつもりですが、特にヒアリングも受けていない。どんなプロセスで評価されたのか気になります。
9月2日は子育て部会が開催されるようです。地域の皆さんをさそって傍聴に行ってみようと思います。