「青葉区制20周年イヤー」スタート
1月4日、青葉区消防出初式、賀詞交歓会が開催され、2014年の活動が本格的にスタートしました。今年は、青葉区制がスタートしてして20年目の節目の年です。
昨年度実施された区民意識調査では、8割を超える方が「青葉区に住み続けたいと思う」と回答されています。また、青葉区も、今年度の区政運営方針に 「住みつづけたいまち『青葉』」を掲げ、子育て支援など福祉施策の充実や環境保全に力を入れ、地域の活力を引き出すことをめざしています。
青葉区は、多様な市民活動が展開されており、共助を進める潜在力も大きい地域だと思います。一方で、青葉区の人口は、2009年に30万人に達しましたが、増加の伸びは年々緩やかになり、ここ数年、人口の社会減(流入人口よりも流出人口が多い状況)を記録する年もありました。長年取組んできた区民意識調査からは、他地域から引っ越してきた核家族が多い青葉区で人と人をつなぐことが課題となっていることも指摘されています。
地域や暮らしのありようが変化する中、横浜市の都市計画マスタープランの改定も踏まえ、現在、青葉区まちづくり指針(2001年策定)の改訂作業も進んでいます。青葉区まちづくり指針には、まちづくりの理念として「次世代に引き継ぐまちづくりを目指す」とありますが、これからのまちづくりの視点として、青葉区の潜在力を生かし、多様な活動や人が繋がることがますます重要になります。
昨年からは、横浜市と東急電鉄が官民共同で推進する「次世代郊外まちづくり」の取組みも始まっており、 参加型、課題解決型のまちづくりが模索されています。
今年は、私も、消防出初式において、顔の見える関係づくりの重要性にも触れご挨拶させていただきました。また、賀詞交歓会は、日頃SNSなどで情報交換させていただいている方とも、直接お会いしてお話できる良い機会となりました。そこで、地域の方から、次世代郊外まちづくり基本構想の実現を目指す住民創発プロジェクトのひとつ、「たまプラ油田開発プロジェクト」の取組みを伺う機会もありました。
今後も、私自身も、市民活動に参加しながら、たくさんの経験や実践の現場とつながりながら政策提案活動に取組んでいきます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
なるほどあおばに掲載された青葉区の主なデータ指標 (2013年度)
・区内の通勤先(通学も含む)のうち東京都の占める割合、・私立中学校進学率、・年少人口など、18区中の順位1位項目が20項目あります。