「労働者に寄り添う」神奈川労働相談ネットワークの皆さんとの懇談

22日、神奈川労働相談ネットワークの懇談会が開催されました。解雇や雇い止め、職場のいじめ、「学校と労働の場」との接続の問題など労働をめぐる 課題は多く、神奈川労働相談ネットワークには、労働基準監督署や労働相談センターの労働相談で解決できない事例も寄せられています。

皆さんが関わっていらっしゃる一つひとつの事例に、労働者に寄り添う姿勢を教えられます。また、国の労働相談の相談員の多くを社会保険労務士が占める中、社労士法や弁護士法などを読み解き、中立性、公平性を担保することや、労働争議時に関わる相談員の専門性を高めていく必要性について示唆をいただきました。

神奈川労働相談ネットワークに参加する労働組 合・ユニオンなどの出資による「非正規労働者等支援基金制度」は、労働者の訴訟も支えています。かつて、介護労働に携わる私の友人も、県のかながわ労働相談 センターを経て、神奈川労働相談ネットワークにつながり、基金の支援も受け訴訟、職場復帰を果たしました。そんな経緯もあり、懐かしい方との再会の場 でもありました。