設置される特別委員会には、100条委員会のような強力な調査権は与えられません。もしも、世論に対するアリバイづくりとなるような委員会ならば、議会は市民から見放されてしまいます。なすべきことは、議会を市民生活に近付け、政治への信頼を取り戻すことです。行政へのコントロール機能を発揮し、民主度、公開制を高め議会への信頼を得る努力をしなければなりません。
議会が本来の機能を果たしていないことに加え、議員特権への批判も高まり、そのあり方が問われています。神奈川NETは、すでに、議員年金・費用弁償・海外視察費の廃止や、議員の第2報酬化している調査研究を、目的を明示した申請により交付決定することも提案してきました。しかし、そういった議会改革には課題を残していることも否めません。
13日の横浜市会臨時本会議は、わずか6分で終了しましたが、出席した90人の議員に支払われた「費用弁償」は90万円。やはり、私は、この費用弁償を受け取ることはできません。費用弁償の受領については、受領拒否議員を増やしていくことも、費用弁償廃止実現へのひとつの選択肢と捉えます。遅きに失したという批判は免れませんが、本年4月分の費用弁償より受領拒否をすることを宣言します。