NPOが運営する「都筑相談窓口」

「都筑相談窓口」の第4回通常総会に出席しました。
相談窓口は、都筑区内で活動するNPOやワーカーズ・コレクティブ10団体が連携し運営されており、区民活動センターやコミュニティカフェ、らいふ&シニアハウスなどでの対面相談を始めメール相談、ミニ学習会や施設見学会なども実施されています。また、毎月開催される運営委員会では、それぞれの団体が対応している相談事例も共有されています。
相談の半数は子育て支援に関する事案とのことで、相談窓口に参加されているNPO法人めーぷるここは、法人が運営する一預かり事業の登録を通じて日々相談、コーディネートにあたられています。めーぷるここが、一時預かり事業を始めて3年10ヶ月の間に約1800人の登録があり、その方たちの相談を受けてきたそうです。

住民の転出入も多く、いろんな施設が次々につくられ日々変化する都筑区。一方で市民活動も盛んで地域に暮らす方たちが地域のニーズに合わせて必要なモノやサービスを生み出しています。
こうした相談窓口は、市民のセーフティネットであり、新たなニーズを発見する機会でもあり、NPOにとっても自らの事業を見直したり、拡充したりすることにも繋がるそうです。あらためて、NPOやワーカーズ・コレクティブが連携して相談窓口を運営する事の意義を学ばせていただました。