私も、この間、患者さんとお話する機会を得て、教えてもらわなければ気付かない、気付かなければ加害者となるということを痛感しています。
歩行喫煙による受動喫煙により体調の変化を起こしてしまう患者さんがいること、飲食店に明らかに受動喫煙の影響が見られる子どもたちがいること、近隣のマンションのベランダに干された洗濯物に使われる合成洗剤や、ベランダや換気扇下での喫煙の影響で体調を崩し、転居を余儀なくされる方がいること…などなど、センサーの働かない私たちには、なかなか想像できないことがたくさんあります。
5万種以上の化学物質が流通している今、化学物質過敏症は、誰にでも発症の可能性のある病気です。ネット青葉では、化学物質過敏症を発症しないため、また、化学物質過敏症に苦しむ方たちへの理解を拡げるために学習会を開催します。また、NET化学物質政策PJでは、学校や保育園で使用する床ワックス、洗剤、害虫駆除の薬剤使用等実態調査を再開しました。化学物質の子どもの安全基準のルール化にむけて、取り組みを進めます。
「化学物質過敏症」学習会のお知らせ
日時 11月20日 10:30〜
会場 ネット・青葉事務所/お問い合わせ先:TEL:045-989-3050