みんなのいえの日常 その8

みんなのいえ・cafe

今日は、私も参加しているピッピキッチンのお話です。
ピッピキッチンは、ピッピ保育園の毎日の給食を提供しているワーカーズです。ピッピキッチンは、子どもたちとのおやつづくりや食育講座、季節の行事にも参加しています。また、キッチンの有志メンバーが、週に一度お惣菜を提供していますが、もっと多くの方と食事を通じてつながって、いつの日か、「地域のキッチンさん」と呼ばれるようになりたい!という夢を持っています。

そんな夢の第一歩、「みんなのいえ・cafe」を始めることになりました。みんなのいえに暮らす方や地域の方にもおいでいただけるcafeです。9月28日、第一回のcafeは、湊屋酔平さんをお迎えした落語タイムが大盛況でした。演目は「長短」。気の長い甚兵衛と短気な半公のお話でした。お二階のグループホームの皆さんも小学生たちもお腹を抱えて大笑いの半日でした。

月に一度のミーティングでは、アレルギー食やおやつレシピの研究、また、提携している地域の生産者の畑を訪ねることもあります。鶴見川添いの畑で栽培される野菜を給食に取り入れて三年。化学肥料や農薬を使わない安全な野菜を提供していただいていますが、化学肥料を使わない野菜は、通常よりも栽培期間が長く、また、天候の影響を受けやすいため、生産する側も消費する側もリスクがあります。「食べる」ための色々な工夫が必要で、課題も多いのですが、食の安全を実践するために地域で食と農をつなげる道を模索したいと思います