市民事業のネットワークで開催「再就職応援フェスタ」

30日、ネット・青葉も参加する青葉ユニット主催の2回再就職応援フェスタ@アートフォーラムあざみ野が開催されました。
当日は、青葉区で、家事・介護、保育・子育て支援、配食・給食、移動支援などなど様々な分野で事業展開しているNPOやワーカーズコレクティブの皆さんたちが一同に集まりまりました。フェスタにいらしてくださる方も大学生からリタイアされた方まで大変幅広く、地域とつながり働くことへの共感を感じました。

こうした参加型福祉、コミュニティオプティマム福祉といった、「あったらいいな」というサービスを地域に暮らす人が自ら事業化する取組みにより、たくさんの福祉的な課題が顕在化しました。現場の課題や事例、政策モデルとなる実践から、制度提案に取り組むのが私たちの役割です。例えば、横浜市が待機児童対策として掲げる多様なサービス、小規模保育事業や一時預かり事業なども、現場の実践があったからこそ、事業の必要性を訴えることができました。

今、市民事業の現場では、困難を抱える仲間と共に働くこと、中間的就労へのチャレンジも進み始めています。また高齢社会を支える地域づくりに向けて、より参加型、共助型の市民事業、コミュニティワークが必要とされています。 私たちも、若者の就労支援や空き家活用事業の必要性、あるいは、コミュニティ経済の可能性などに着目し政策アクションを進めています。
再就職応援フェスタは、それぞれの団体の実践を知る機会ともなりました。今後も地域福祉の充実に向けネットワークを広げ、現場の皆さんとともに政策提案に取り組みます。