まだまだ厳しい経済・雇用状況が続いていますが、生活再建に向けて、国も自治体も正念場を迎えています。
今こそ、社会全体で働き方改革に取り組むこと、誰もが安心して未来を選択できるセーフティネットを創っていく事が必要です。
神奈川ネットは、昨年、女性と若者の働き方調査を実施しました。調査からは、働きたくても働けない、やり直しができない、社会保障の無い働き方に希望が持てないといった実態が浮き彫りになりました。また、若者の貧困や孤立も広がり深刻な状況です。
雇用の劣化は、将来の日本経済に大きな影響を与えます。
まずは、地域の働き場の創出に積極的にかかわるとともに、若者の就労サポートシステムや再チャレンジするしくみをつくること、また、パート労働法の改正や同一価値労働・同一賃金を進めます。
何よりも、若者を支援し未来に投資することが社会や経済の元気に繋がります。雇用に留まらず、医療、福祉、教育など分野が連携した包括的な支援体制を整えなければなりません。
行き詰まる国の政治に対して、住み暮らす地域、生活が豊かになるための政治が求められています。出発点はいつも地域。地域のことは地域で決めるしくみこそ必要です。
政党の分権が進まない今、その推進役として地域政党=ローカルパーティに期待してください。
次々と新党が誕生した2010年。橋下大阪府知事や河村名古屋市長が立ち上げた地域政党にも注目が集まりました。首長が主導する地域主権改革論、地方政府のあり方とは一線を画すものですが、これも一つのチャンス。
政治と生活をつなげ、誰もが政治にかかわることを大事にし、市民の皆さんと強い議会をつくる事をめざします。
2011年統一地方選挙に向けて地域政党の活動を進め、躍進の年といたします。