横浜市の医療への信頼回復を

常任委員会報告

5日、横浜市立市民病院長や元市幹部らが、小型船舶登録法違反と船舶安全法違反の疑い書類送検されていたことが報道されました。これを受け、今日の常任委員会冒頭、市民病院院長から謝罪がありました。この件については、すでに、昨年10月決算特別委員会で、市立脳血管医療センターにおける不当人事不服審査に関連した質疑の中で問題提起されています。共有所有のヨットを、法廷検査を怠ったたま航行させていたこと、また、そこに集っていた旧衛生局関係者や人事委員の名前も明らかにされ、人事委員会審査の中立性が問われると同時に、市として調査を行うべきという指摘がされていました。この間、市はどのような調査を行ってきたのでしょうか。私も、昨秋、委員会に先立ち、金沢区のマリーナに聞き取りにいった経緯がありますが、船舶登録の有無も把握できず、ほとんど門前払い状態でした。
昨年11月には、市民病院耳鼻いんこう担当部長が収賄容疑で書類送検され、病院長も懲戒処分を受けたばかりです。本日の委員会で、病院長のコメントの中に「信頼を失いかねない」という発言がありましたが、院長の現状認識以上に深刻な状況ではないでしょうか。
今般、他にも医療をめぐるトラブルが報道されています。先日、控え室に届いた横浜市病院協会の会報に、「昨今新聞紙上で取り上げられている当病院協会をめぐるトラブルは、一体どうしたことであろうか?徹底的な事実の究明に基づいた、誰もが納得しうるすみやかな解決を望みたい。まさしく内憂外患のこの頃である」とのコメントを目にしました。筆者は、病院協会理事であり、このたび、書類送検された市民病院長でした。
さて、今日の委員会では、「捜査中」との理由で、詳細な経緯については報告されませんでしたが、病院長、病院経営局には本市医療政策への信頼回復のためにも、必ず、事実の究明に基づいた詳細な経緯と結果報告をお願いしたいです。