11月28日、横浜市域の新しいネットワーク組織「横浜コミュニティネット」を発足しました。そのスタートにあたり、「子ども達のサインが見えますか?〜青少年保護育成条例をきっかけに話そう〜」と題しての記念フォーラムを開催しました。「子ども」というテーマがもっとも身近なまち都筑区でのフォーラムには、NETのチャレンジ基金を通じて出会った方たちや、子どもに関る活動している方たちも大ぜい参加されました。初めて、このまちを訪れた方々からは、美しく整った街並と、そこに暮らす若い世代の姿がとても印象的だったという声が聞かれました。
フォーラムでは、それぞれの活動から見える子どもをめぐる課題が報告され、管理・厳罰化では、何も解決しない、子どもにとっても大人にとっても、自立を支える豊かな人間関係をつくる事が最も大切であるということを確認しました。私たちも、トータルな子育て支援施策のコンセプトを持って、子どもを支えるネットワークを強くしていくことや、その実践を生かす制度提案を行っていきたいと思います。
そして、人々の切実な問題を、おおきな横浜の「一部」の出来ごとに終わらせない政治システムへと転換していかなければなりません。新たな運動のスタートです。