「議員年金」制度の廃止に向けて

請願審議の行方は?

 年金改革の議論の中で、たくさんの年金未払い議員の発覚とともに、市民の制度にくらべはるかに優遇された「議員年金」の問題点がクローズアップされました。
議員が、年金を2重、3重に受けとることができる立場で、年金問題を自らの切実な問題として捉え、議論することができるのでしょうか。
国会議員の議員年金制度については、政府与党からも、廃止すべきという声があがっていますし、民主党のリーフレットにも「廃止」と書かれています。神奈川NETでは、2000年から、国会議員と地方議員の議員年金制度の廃止に向けて運動を続けています。
6月議会では、NET各議員団が議員年金制度廃止を国に求める意見書の提出に向け県内各議会で議員提案に取り組みましたが、いずれの議会でも賛成少数で不採択となりました。私も、他会派に働きかけをおこないましたが、賛同を得られず、提案することができませんでした。
そこで、9月議会では、市民の運動として、請願署名活動を展開し、横浜市会と、神奈川県議会へも提出しました。
国会議員年金の廃止と共に、都道府県と市町村の地方議会議員の「議員年金」制度の廃止を求めていきます。
市会の請願の審議は、27日の市会運営委員会でおこなわれます。各会派の意見表明、審議の行方にご注目ください。