シックスクー ル対策を学ぶ

シックスクール学習会報告

 6月23日、NPO法人化学物質過敏症支援センター(CSセンター)理事の藤原四郎さ んを講師にお迎えし、子どもの学習権保障の転換と学校づくりとしてのシックスクー ル対策について学習会が開催されました。
藤原さんが、事務主査をなさっていた神奈川区の小学校では、子どもの人権の視点に立ち、学校、父兄、地域が一丸となって、子どもの安全・衛生環境整備に取り組んでこられました。
環境整備委員会を立ち上げ、シックスクール対策として、PC食器問題や、フローリングや教材・教具対策など、学校環境美化の常識や学習指導書の 「害」を明らかにし対案を示すという実践の積み重ねです。
藤原さんからは、保護者自らが調査し、データーや事例を集める事や、必要性を理解してもらい父兄や地域に協力を依頼することが重要であるというアドバイスをいただきました。横浜市に対しても、人権教育の視点から、「CSの子どもも理解しようと努めなければならない」というスタンスを明確にした対策を求めていきます。