昨日は、白いリボンの会の中森圭子さんと、原口洋子逗子市議会議員をゲストに迎え「米軍住宅問題からアジアの平和を考えるフォーラム」が開催されました。
フォーラムでは、まず、逗子市民の運動を振り返りました。市を二分した運動の結果、住宅建設を阻止できなかった事が、市民の気持ちを萎えさせてしまたといいます。しかし、繰りかえされてきた選挙での結果や、池子住宅の追加建設の白紙撤回を求める訴訟に見られるように、今でも、市民の自治する力が逗子のまちにはありました。
横浜市に住む中森さんは、池子米軍住宅問題に取り組む入り口で遊休化した接収地を見学するフィールドワークを実施されています。また、横浜市会への陳情活動を通じ、池子問題が、日米地位協定に反し、政治的な駆け引きに終始したという問題点が報告されました。さらに、日米安保問題を起点に、米軍再編問題をとらえて、多くの基地を抱える神奈川に暮らす市民でが連携し運動していく必要性が話されました。
平和運動に対しての市民エネルギーをもう一度引き出すためにも、次のアクションにむけて準備を進めることを確認しました。神奈川の基地の実態を知るフィールドワークのような取り組みを継続していくことも考えたいと思います。