民主度ワースト2だった…

政令市で比較 議員の発言持ち時間

 私は、横浜市会の本会議の発言時間について、かねてから「一人2分」の持ち時間はいかにも少なすぎるという問題提起をしてきました。
多くの市民の方から付託を受けた議員一人当たりの持ち時間が「2分」だなんて、恐らく皆さんも聞いてびっくり!ではないでしょうか??何より、今年から一人会派になって、この2分問題に直面した私自身がびっくりでした。 全国の多くの政令市では、発言を会派ごとに配分していますが、その基礎になる時間が、「一人当たり2分」というように発言時間の少ない議会は、京都市を除いてありませんでした。京都市は、なんと一人会派は本会議で発言できないことに。
というわけで、横浜市会は、政令市の中では、京都に続いて、民主度ワースト2ということになります。
同じ、県内の政令市でも、川崎では、一般質問は、会派毎に時間を配分するのではなく、議員一人に30分の質問時間(答弁も含む)が保証されています。
県内の一般市町村の議会も、調査を進めているところですが、例えば、厚木市では、本会議での議案質疑の際に議員が自由に挙手し質問できるそうです。答弁できない場合もあり、「調べて、委員会でお答えします」というやりとりもあるそうです。
一方横浜市会は、議案についても事前に質問通告しておいて、大会派から順番に質問、質問に対する答弁の時間を「60:40」とすることまで、こと細かに決められています。
私は、まず、このような議会の現状を公開し、少しでも自由な議論のできる議会に近づけたいと思っています。