一方で、下水道施設の改築・更新も必要で、それらの事業のピークは平成30年頃ということです。増加する更新事業を行っていくために、施設の長寿命化をはかりながら事業費の平準化に向けての取り組みが始まっています。
他局でも、同様の取り組みが進んでいるようです。
ともかく、現場で努力をされている職員の方々の斬新な技術提案は、もっと評価されるべきだと思います。
例えば、老朽化してデコボコ状態になった下水管を復元する工法(インバート工法)の発明によって2年間で19億円の経費削減ができます。狭いマンホール内での作業の効率化をはかるために、内副管を改良し、1か所あたり17万5千円の縮減がはかられています。横浜市で生まれた優れた技術は、武蔵野市や大和市といった他自治体でも積極的に採用されています。
でも、あんまり注目されてないようですよね。市長のボーナスカットだけでなく、いろいろながんばりがあります。
下水道局のホームページの「横浜の下水道事始め」やキッズページもなかなかおもしろくて私は好きです。
各年度毎のコスト削減額の推移
(下水道局) (市全体)
2001年度 約20億5千万円 121億円
2002年度 約25億2千万円 134億円
2004年度 約23億3千万円 50億円
2005年度 約33億9千万円 ?