常任委員会視察で「(株)日本リサイクルマネジメント」(鶴見区)に行ってきました。この工場では、市内9区から集められたプラスティック製容器包装ごみから異物を除去して圧縮・梱包するという作業がおこなわれています。圧縮されたプラごみは、その後、日本容器包装リサイクル協会に引き渡され、昭和電工とJFEスチールに送られます。 あっ!ここでも、ベルトコンベヤに沿って手選別の作業をなさっている方たちの姿がありました。湿度の高い中、甘酸っぱい香りに包まれて、大変な作業です。
缶・ビン・PETや乾電池などの種類別の異物のヤードに、次々と異物が落下しています。異物の展示コーナーでは、「こんな物」まで…とびっくり。
異物の混入率は2〜3%ということですが、一日80トンのプラごみが搬入されてますので、異物も一日当たり1.6トンから2.4トンということになります。この工場は、こうした間違ったルートにのってやって来たごみを正しいルートにもどすという役目も負っています。
例えば、青葉区の市民が誤ってプラごみに混入した金属ごみの行方を追ってみると…
青葉区A町→都筑ヤード→日本リサクルマネジメント(鶴見区)
→金沢区
横浜市が委託する中間処理業務にはリルート業務も含まれているそうです。
きちんと分別できるような啓発と、分かりやすい仕組みの必要性を痛感しました。