参院選「候補予定者」に会う!

共感度アンケートの結果は?

昨日、参院選に向け「国政フォーラム」を開催しました。候補予定者のうち4人の方が参加下さいました。ちょっと長くなりますが、ご報告します。トップバッターは、松あきらさん。国会の質疑をめぐって官僚と戦う姿勢に一同共感。少子化対策では、労働政策と保育・子育て支援をトータルにとらえる視点を共有できました。平和政策や教育問題などについても政権与党にあって、コントローラの役割を果たしていただきたいと思います。
二人目は、県議会議員からの転身で参院選にチャレンジされる水戸まさしさん。
参議院が「衆議院のコピー的存在」では存在価値が問われる、党議拘束を排除し、参議院の機能を強化していきたいとのこと。良識の府と言われながら政党色も強くなりがちな参議院で、党利・党略ではなく、個人の良識、政策を持って議論し、立法府としての機能を発揮してほしいです。
次に和田しげるさん。国際的な労働運動を経験されたディーセントワークを進める立場からの労働政策、同一労働、同一賃金の考え方にはもちろん共感するところです。さらに、国際派と言われる和田さんには、ヒモ付き支援に利権の温床とブラックボクス化しているODAの課題についても伺いました。インドネシア沖地震の際には、現地に飛ばれたそうですが、ここでもODA支援が、特定の政党の権力によって恣意的に配分され政治ツールと化した実態をの目の当たりにされたそうです。あらためて、ODAの理念や目的を明確にする基本法の必要性を語っていただきました。世界を見た目で日本の政治を変えていただくことに期待します。
ラストは牧山ひろえさん。子育てや食の問題など生活者の視点で誠実に話されました。貧困にあえぐ地域を目の当たりにした幼少時代の海外生活や、ご自身のいじめに遭われた経験が「弱い人を助けたい」という牧山さんの政治の原点。最後に、武力に寄らない平和を目指すことを力強く宣言されました。
さて、四人の方に直接お会いし意見交換をさせていただき、お一人おひとりの経験や専門性にもとづく政策を知ることができました。距離感って大事ですね。
多くの方が、政治に関心を寄せ、政治に触れ大切な1票を投じるために公開討論会というのは良い仕掛けだと思います。しかし、それ以前に選挙制度のあり方をそのものをも再考すべきですね。
とにかく、投票する側としても、政党にしばられない選択をしてみたいと思います。