南北コリアと日本のともだち展は、韓国、北朝鮮、日本、在日コリアンの子どもたちの描いた絵をひとつの会場に展示して互いに紹介しあうという活動です。
平和統一教育を実践してきた韓国NGO「南北オリニオッケドンム」と日本のさまざまな国際協力NGOメンバーが参加する「南北コリアと日本のともだち展実行委員会」の協力で2001年から毎年続けられています。ともだち展を通じて、子どもたちがお互いの国を訪ね交流する場もつくられてきました。
16日に行なわれたワークショップでは、絵本作家リュウ・ジェスさんととも韓国、在日コリアン、日本の子どもが「平和の木」を描いていました。言葉の壁を超えて交流できるしなやかな感性が存分に発揮された子どもたちの作品は、海を渡りピョンヤン、韓国を巡り秋には日本に戻り展示される予定です。
私が、ともだち展に出会ったきっかけは、昨年参加した東アジア市民社会ワークショップ。ワークショップでは、人道支援や国際交流活動を実践するNGOや地域福祉を実践するNPOメンバーも参加し、東アジアの市民社会が共通して抱える課題や将来の東アジア市民である若い世代の育成などをテーマに活動共有や意見交換が続いています。
政治も常に次世代に期待しそのためのプログラムを用意していかなければなりません。