インターネット中継をご覧ください。(3時前後だと思います)
みなとみらいヘリポートは、空域の制限もあり、常設のヘリポートの要件を満たせず、あくまでも、暫定へリポート=場外離着陸場として位置づけられています。
テレビ番組「Take Me Out」で紹介されたエクセル航空のナイトクルージングの離発着場としてご存知の方も多いと思いますが、昨年度の使用実績2,202件のうち、1,907件がエクセル航空の遊覧飛行で占められています。
ヘリポート使用料については、行政財産の目的外使用として、使用回数に応じて徴収していますが、ヘリポートの面積に応じた施設使用料は徴収していません。これは、「離発着という使用形態の問題で、ヘリポートは、施設としては存在していない」という港湾局の見解に基づくものです。来年度は、条例改正を予定してますが、同様の考え方で、使用料が設定されています。
みなとみらいヘリポートには、航空法53条に基づく禁止行為を書いた看板がありますが、この53条で立ち入を禁止されているエリアが「面」として存在するヘリポートですし、私は、1億円をかけて拡張整備をした施設が存在しないわけはないと思っています。
暫定利用の許可申請を繰り返し、ほぼ、独占的に1社が使用している実態に則って、使用料を徴収すべきではないでしょうか。
また、そもそも、常設ヘリポートの要件を満たせない場所で、場外離着陸場を長期間、恒常的に使用することは問題ないのか、見解をお聞きしたいところです。
事故が起こった場合は、横浜市も責任を問われることになるのですから、長期にわたり行政財産の目的外使用を許可している事も含め精査すべき課題が多いということを申し上げておきたいと思っています。