ひとりにしない子育て

6月、27日、30日と2回にわたって開催されたトークイベント。たくさんの参加ありがとうございました。
30日には、保坂展人世田谷区長に加え、スペシャルゲストNPO法人フローレンスの駒崎弘樹さんもパネルディスカッションに加わってくださいました。

つづき青葉ここクラブで積極的に取り組んできた一時保育。
実践を通じて、認可保育所の入所要件を満たすために週4日以上働く、といった本来の希望ではない働き方をせざるを得ない人たちのニーズがあることに気づきました。
駒崎弘樹さんは、この一時保育を子育てのセーフティネットと呼び、保育ソーシャルワーカーの配置と合わせて、実践しています。
子育てに孤立し、周囲に頼れる人がいない不安や誰にも迷惑をかけてはいけないというプレッシャーを受け止め、結果的には待機児童対策にも資する取り組みとして、また、虐待の予防支援としても評価され始めている一時保育。
多様な働き・暮らしを支える保育で、保育と子育て支援(在宅で子育てされている方たちへの支援)の壁も超えていきたい。

保坂展人世田谷区長

保坂区長からは、保育の質の向上や、産後ケアセンターや公設民営のフリースクールといった世田谷区の取り組みを紹介いただきました。
そして、市民、自治体の優れた実践から制度をつくるボトムアップの政治へのエールをいただきました。
子育てを楽しいと思える社会に!実戦から未来をつくる!

駒崎弘樹さんと