政策形成の成果こそをフィードバック「政務活動費公開」
3日、ネット・青葉事務所で青木マキ市議の2016年度政務活動費の市民公開を実施しました。
神奈川ネットが政務活動費(政務調査費)の市民公開を始めたのは2007年。当時は、必ずしも私たちの活動がベストだからということではなく、頂いた指摘も真摯に受け止め、今後の政策づくりに生かすというスタンスを持って市民公開に踏み切りました。調査研究の成果物の公開にもこだわりました。その後、公開を重ね、議員の調査活動が自治体の政策や制度にどのように反映されたのかをともに確認する貴重な機会であることを実感してきました。
今回も、参加者から「市議の調査がどのように制度に反映されたのか」という質問を受け、青木市議から、介護保険事業所調査をもとに署名活動にも取組み、性急に制度を見直す動きを牽制してきたことや、生活困窮者支援の制度見直しに向けての提案活動について報告する場面がありました。
領収書をインターネット上で公開する取り組みも広がる中、議員活動の公開性・透明性を高めていくことはもちろんのこと、神奈川ネットの議員に求められていることは、生活課題解決のためにどんな活動を展開したのか、政策形成の成果も含めてフィードバックすることです。まさに活動の質を問われていることを実感しました。期待を込めたエールだと受け止めて、説明責任を果たせるよう、政策形成活動への参加を広げ、変える力を高めていきたいと思います。