気になる箱根山の状況〜一番の対策は情報提供

12日、移動中の新幹線で

 箱根山では、今日も、箱根町湯本で震度1の揺れを観測する地震が発生するなど活発な火山活動が続いています。
 神奈川県は、今月6日に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が出された事を受け、翌7日には「第1回神奈川県箱根火山緊急対策会議」を開催、人的被害ゼロ、風評被害ゼロを掲げ、専門の統括官を新たに設けるなど、ここまで早いタイミングで対策が取られていると思います。
 私は、ここ数日広島で過ごしていましたが、箱根山の異変を伝えるニュースに、家族は口々に、「これは大変なことになっているんじゃないかと」言います。多くの死者が出た御嶽山の噴火災害も記憶に新しいのだと思います。
 中国新聞には、山口箱根町長の「箱根は火山の恵みを受けながらうまく付き合っていく宿命にある。情報を的確に伝えて風評被害を 払拭 したい」との言葉も紹介され、「温泉地学研究所を持つ強みの生かしどころ」との指摘もありました。

 県としては、まさに、以前から温泉地学研究所とともに行って来た火山の噴火対策を生かす時。今年3月、御嶽山の噴火を受けた対策として、県や箱根町、県警による協議会で大涌谷周辺での箱根噴火を想定した避難マニュアルを策定、4月末には情報伝達訓練を行ったところでした。知事は、これらの取組みとともに、「箱根・大涌谷周辺の立ち入り禁止区域は箱根全体のわずか0・3%。」、専門の統括官を設けたことで、正確でホットな情報が提供できるとアピールされています。
県議会では、2月に27億円を計上した観光消費拡大事業の補正予算を可決したところ。本格的な観光シーズンを前に心配な状況は続きますが、一番の対策は、やはり、きめ細かで正確な情報を丁寧に提供することですよね。
県が発信する情報はこちらです。私も注視していきたいと思います。