神奈川ネット30周年企画第2弾 「2025年をどう迎えるか 超高齢社会の地域ケア」&第1次公認候補予定者発表会

 今年、神奈川ネットは設立30周年の節目の年を迎えました。23日には、服部万里子さんを迎えた記念講演会「2025年をどう迎えるか 超高齢社会の地域ケア」を開催しました。
 人口減少に転じた日本の高齢社会。高齢社会はこれから100年間続きます。認知症高齢者も急増することが予想されます。来年4月からは介護保険制度も大きく見直されます。現在、約105.1万人の要支援利用者のうち85%が通所、訪問介護を利用しており、今後はこの方たちが市町村事業へ移ることになります。そこで、通所、訪問介護の今後のあり方や、新たに始まる市町村の総合事業など、制度改定の影響をシミュレーションし、地域と地域ケアのケアマネジメントの重要性を確認しました。
 在宅で暮らす要支援者・要介護者の生活実態や介護の必要性の洗い出しを行い、各種サービスを活用したプランの練り直しと支援体制を検討することが必要であるとの指摘もありました。また、ケアマネと医療・介護の連携で入院リスクのアセスメントを行う「予防」の実践や、入院日から「在宅に戻れる状態像」を病院に示すなど、早期退院や入院から在宅への具体化を進めるケアマネジメントと医療・介護連携事例についてもお話いただきました。
 多くの人が住み慣れた自宅で最後まで暮らしたいという希望をもっています。しかし、自宅での看取りが困難な理由として、実に78%の人が「介護してくれる家族に負担がかかる」という理由を挙げています。(出典:厚生労働省「週末医療に関する調査検討会」)
服部万里子さんは、求められる“地域がケアする多様な支援の構築”に向けては、地域包括ケアセンターがキーパーソンであると結ばれました。まずは、私も身近な地域包括ケアセンターの機能を再点検してみたいと思います。

 神奈川ネットの政策プロジェクトからも、人口減少と高齢社会を見据え暮らしや働き方を見直す、未来に向けた廃棄物政策、共交通政策と移動の確保に向けた地域の交通政策、地域資源を活かした市民参加の福祉のまちづくりの実践と制度化に向けた3つの政策を発表しました。また、合わせて、第1次公認候補予定者の発表も行われました。私も、あらためて県政にチャレンジします。