地域包括ケア市民モデル「きらり港北」
8日、福祉クラブ生協が運営する住宅型有料老人ホーム「きらり港北」にうかがい、入居者のサポートをされている生活支援ワーカーズ・コレクティブ(W.Co)悠の代表の小沢まゆみさんのお話をうかがいました。
きらり港北は、42の居室の他、デイサービス、子育て支援、食事サービスやコミュニティスペースも備えた複合福祉施設です。医療と連携した看取りケアも行われています。その他、移動サービスや成年後見サービスなど福祉クラブが広げてきた宅福祉サービスとも連携し、入居者が孤立せずに地域と交流して暮らせるしくみが模索されていました。
小沢さんには、以前から、在宅福祉、とりわけ食事サービスの重要性について多くの示唆をいただいてきましたが、きらり港北は、こうした生活課題に寄り添う活動を積み重ね、組合員にも地域の方にも待ち望まれて誕生した施設であることが伝わってきました。
全国初の福祉専門の生活協同組合が「作って、見せた」地域包括ケアモデル。こういったチャレンジと制度をつなげて政策形成を進めていきたいと思います。
屋上には太陽光パネルも設置されています。