9月議会報告〜次期「かながわDV被害者支援プラン」の策定に向けて〜

2009年度から2013年度の5年間を計画期間とするかながわDV被害者支援プランの改訂について報告があり常任員会で質疑を行いました。

6月議会でも、私は、母親と一緒に避難してきた子どもたちの学習支援に積極的に取組むことや、相談体制の充実・強化とともに、プランにもとづく事業評価を行う上で、相談者や保護された人たちの意識の変化を捉える必要性を提起したところです。
改訂素案では、DV相談件数の増加や相談内容の多様化への対応が求められているなか、被害者に同伴される子どもへの支援や、暴力を未然に防ぐための取組みについて明確化されるなど支援の強化が打ち出され、新たに数値目標も定められています。
具体的には、DVについての周知度やDV相談窓口の周知度を100%とするほか、現在15市町村で策定されているDV被害者支援に関する市町村計画についても23市町村での策定を目標とするなど、チャレンジ性の高い目標が設定されています。

今月中には、改訂素案について県民意見の募集も始まる予定です。ぜひ、ご注目いただき多くのご意見をお寄せください。