NPOやワーカーズ・コレクティブなどの市民事業に対し積極的に融資を行っていることや、新たなNPOバンクの設立に向けた非営利融資法人法の制度化に向けた運動を続けられているようです。さらに、女性・市民コミュニティバンクの理事長の向田映子さんは、１０月に発足した政府の新しい公共推進会議のメンバーとなり、NPOバンク法や出資型非営利法人制度、若者の就労支援制度の創設等、社会的企業等を支える環境整備について女性・市民コミュニティバンクの実践をもとに提案されていることも報告されています。
私も、地域で福祉事業を展開する際、コミュニティバンクから融資を受け、事業を展開してきました。また、福祉現場と政策連携することで新たな制度も生まれ、市民社会を強くするプラスの循環を経験しました。さらなる環境整備のために、ぜひ地域の実践を伝えてほしいと思います。
さて、市民活動の延長線として青葉区にローカルパーティ（地域政党）ネット・青葉（設立当時は緑市民会議）が誕生して２５年。向田映子さんはネット青葉の初代の市議でもあり、議員を終えて、その経験も生かし活動されています。向田映子さんから数えて三人目の市議となった私もまた２期８年の任期を間もなく終えます。次期統一地方選挙では新人の丸岡いつこにバトンタッチします。また私も、新たに県政にチャレンジします。ともに新たな政治への参加のために努力します。
