議会改革を進めます

21日、しもやま恵子とともに政策発表会を開催しました。
自治体議会フォーラムがすすめる「変えなきゃ議会!2007」キャンペーン 世話人代表の廣瀬克哉さん(法政大学教授)もゲストにお迎えし、議会改革をテーマにお話いただきました。議会改革と言えば定数削減との声があがり、最近は、特権制度廃止といった議論も先行しています。でも、もっと本質的な改革議論をしなければ、やはり「議会はいらない」と言われてしまいます。議会は遠い存在、一票を投じた議員一人ひとりの政治判断も見えづらい、どうも、議会は議論していないようだなどという批判に対し、参加と討議によって合意形成をし、生活にかかわる政策を決めるという本来の議会の役割を果たせるように、議会を変える、そのための具体的な改革項目示すことが必要です。
廣瀬さんからも、1自由に討議する議会、2.市民も参加できる開かれた議会、3情報を公開し透明性のある議会 の3つの議会改革目標についてお話いただきました。
1468自治体のデーターをまとめた自治体議会改革フォーラムの調査によると、例えば、一般的な議案の審議において、市民が直接発言できる機会となる公聴会が開かれた事例は9件、参加者は199名に留まっています。また、政令指定都市では、議員一人ひとりの賛否を知ることができる議会はゼロと報告されているようです。
実は、私の賛否は、議会運営委員会で読み上げられ、しっかり議事録に残っています。(横浜市のHPで見てみてください)
それこそ、賛否両論の中、市議会で「賛否を拘束しない会派」を認めてもらい、約2年間活動しました。他会派でも、個々の議員が政治判断をされるという場面も増えてきました。
政策テーマによって、政党・会派を超えて議論し合意を高め立法する議会へと、しなやかに議会改革に取り組みます。