市ケ尾駅近くのテラスハウスをお借りし「となりのいえ」がオープンします。となりのいえでは、すでに、寺子屋、文庫がスタートしていますが、色んな親子がいつでも立ち寄れる居場所としてフリースペースも開設予定です。運営は、私も参加しているNPO法人ピッピ親子サポートネット。ピッピ親子サポートネットは、2005年春に荏田西にできた「市が尾みんなのいえ」の一階で認可保育園「ピッピ保育園」をスタートしたばかりです。でも、最初の卒園児を送り出した時から、その子たちの次の居場所を探していました。寺子屋もネット青葉の支援で、不登校や障がいのある子どもたちの学習支援や生活技術を学ぶ場として昨年からスタートしたところでした。ようやく、子どもたちにとって居心地の良い「いえ」を得て、さらにトータルな支援を目指します。
来年度からは、小規模の学童保育も始まります。これまで、学童保育の立ち上げや運営における保護者の負担は大きく、開設や利用を諦めざるを得ない事情もありました。しかし、学童保育の制度が変更され、NPO法人でも運営が可能になったことや、家賃補助など小規模学童への助成のしくみが整備された結果、これまでのよりも、学童保育の開設は容易になりました。
ピッピ親子サポートネットは、何よりも「地域で暮す」サポート、世代を分断することないトータルな支援を目指しています。
また、こうした福祉サービスは神奈川NET参加型福祉政策研究会の政策実現の場でもあります。
今後も、「子育て支援」を軸にコミュニティ機能を再生する福祉ネットワークづくりにチャレンジします。