健康麻雀

2007年問題にも有効

 私のブログで、中山ポポロで、重度の認知症の方が麻雀を楽しまれているとお伝えしたところ、「ぜひ、見学したい」という反響がありました。NETの条例研究会のアドバイザーの江橋崇さんもそのお一人ですが、健康マージャンの普及について、お話を伺う機会がありました。確か、2007年には、健康マージャンが「ねんりんピック」の正式種目になるとか。ねんりんぴっくは、「高齢者を中心とする健康と福祉の総合的な祭典」で、厚労省やも主催者となっており、横浜市も参加団体の推薦を行っています。
 都内を始め、いくつかの自治体で、独自に高齢者福祉のメニューに麻雀を取り入れていますが、どこも、人気が集っているようです。

 青葉区にある介護予防型デイサービス「あらかしの丘」でも、麻雀は大人気でした。15人規模のデイサービスで、麻雀登録会員は50名。利用者の方のお話によると、「手は使うし、頭は使うし、コミュニケーションできるし、夜は良く寝れるし、ぼけ防止に一番」だそうです。口コミで仲間を誘うことが得意じゃなくても、4人でプレーする「麻雀」。しょっちゅう周りの方をお誘いすることになります。恥ずかしがり屋の私の父も、デイサービスやパワリハはちょっと苦手かもしれませんが、麻雀なら大喜びするでしょう。楽しいと思える事が、介護予防に一番効果的。

4年前、あらかしの丘のスタート時に、「介護予防には麻雀ですよ」とアドバイス下さったのは、横浜市の職員の方だそうです。その方の先見の明に、地域の皆さん、本当に感謝されていました。健康麻雀は確実に市民権を得つつあります。