今後は、さらに少子化が進み、学校新設の条件をクリアすることが困難になると予測されます。すでに、現状にマッチしなくなった制度に対し、新設条件の緩和を打ち出していますが、学校新設へのハードルはまだまだ高いようです。
今回、学校建設予定地の有効な活用について、学校建設検討会を立ち上げた地域の方とミニフォーラムを開催しました。その中では、小中学校の併設、学童保育やコミュニティーセンター、さら には高齢者や障害者の施設など、多くの機能を兼ね備えた地域市民のための複合的な施設建設への 可能性も議論されました。
福祉事業や施設管理などもNPOで担うことも考えられます。行政誘導でない市民の参加と責任で、住民がまちづくりに参画できるしくみを模索しています。