さあ、GO VOTE!〜生活クラブ政策フォーラムが開催されました〜
生活クラブ・神奈川は、参議院選挙に向けた声明と政策を発表し各政党・候補予定者に提案を行っています。18日には「市民の力で民主主義をつくる」(生活クラブ生活協同組合・神奈川主催)と題した政策フォーラムが開催され、参議院選の候補予定者の大河原まさこさん、真山勇一さん、あさか由香さんの参加も得て、パネルディスカッションが行われました。
フォーラムでは、まず、五十嵐仁美前理事長から「食・エネルギー・ケアとワーク(F.E.C.+W)の自給圏」の確立を掲げた地域社会づくりに向けた活動が報告されました。また、早稲田大学教授・坪郷實さんからは、市民が主体の政治をつくることの重要性や参議院選挙における争点が提起されました。
これを受け、藤田ほのみさん、戸田美智子さん、城田喜子さんから、生産者とともに国内自給力の向上に取り組む食の安全保障、自然エネルギーによる電気の共同購入でサスティナブル社会をめざす活動、たすけあいから始まる地域福祉の実践など、生活協同組合のミッションや実践が語られました。また、会場からもワーカーズ・コレクティブの活動や、自治体への市民政策提案の実践など報告されました。
候補予定者の皆さんからは、政策提案への共感も語られ、ダイバシティの視点や、人権、持続可能性、自治・分権の視点をクロスする貴重な機会となりました。
ディスカッションのまとめで、坪郷さんは「よりマシ(より良い)な議員が増えることで政党もよくなっていく」と指摘されました。私は、頭でっかちな政策議論よりも、目の前のニーズから生まれる活動がより実効的な政策制度につながることを実感してきましたし、私にとってより良い議員とは、市民ニーズに共感でき、市民の地道な活動に心を寄せて制度化に向けて共に努力できる議員。
政治家が、自分ごととして、生活を、地域・社会の有るべき姿を高らかに語ることは、政治への信頼を取り戻す第一歩だと思います。
私たちも、GO VOTE!