選挙戦7日目 女性の働き方と子育て支援
本日は、最寄り駅でもあり、子育て支援や介護など数々の事業を展開してきた場所でもある市が尾にて政策アピール。
子育てや介護は、女性が働く際のネックとなる問題ですが、同時に今後の成長分野でもあります。今日はあらためて「女性の働き方と子育て支援」についてお話をさせていただきました。
県内の女性の就業率は向上しつつあるものの、出産、子育て等のため退職する割合は 6割を超えており、女性の年齢階級別労働力率の推移をグラフにすると、30歳代で下がるM字カーブの底が47都道府県中最も深くなっています 。
「就業構造基本調査」では、無業状態にある女性のうち約7割の人が、希望する就労形態はパート・アルバイトと回答しています。パートやアルバイトといった短時間勤務を支える一時預かり事業は、県内約700カ所で実施されていますが、その8割は保育所で実施されており、待機児童対策が優先される中、一日3人程度の受け入れに留まっています。今後、保育所や幼稚園以外に、子育て支援拠点やひろば,小規模保育施設などあらゆる場所で一時預かりサービスが利用できれば、ニーズも顕在化するはずです。
ライフステージに合わせた働き方を応援し、多様なサービスを広げ福祉的課題を克服してゆけば女性の就業率の向上にも繋がるはずです。私が青葉区で実践し市や県に提案してきた一時預かりへの取組みは徐々に広がり始めています。また、小規模保育事業も国の制度に位置付けられいよいよ4月からスタートしました。
今後も地域の力も生かし、多様な働き方と子育てや介護も応援する施策をスピード感を持って進めていきます。