３月１日、横浜緑吹奏楽団主催の「2015青葉こども音楽まつり」が開催されました。
青葉こども音楽まつりは青葉区との協働事業から生まれた演奏会ですが、自主運営となった今年も大変盛況でした。

　青葉区の年少人口は市内18区で最も多く約４万６０００人で子育て世代の多く住むまちです。子どもたちのイベントも数多く開催されていますが、イベントの内容が必ずしもニーズにマッチしていないのではないかという気付きから、横浜緑吹奏楽団の皆さんがこのコンサートを企画されたそうです。

　当日は、生の音楽に触れるとともに、コンサートマナーや楽器について楽しく学ぶ参加のプログラムも用意され、たくさんの子どもたちや家族の皆さんが参加されました。「ピカピカだね」「お母さんあれやってたんだよ」という声が聞こえてきたり、カルメン前奏曲とともに、「え～ん」の鳴き声も。
　楽団の皆さんの演奏に耳を澄ませ、一緒に歌い踊る時間は子どもたちにとってかけがえのない経験となったでしょう。私たちの暮らしのそばに豊かな音楽があることはとても幸せなことです。また、こうしたイベントを通じ地域の中で顔の見える関係が広がることも期待します。横浜緑吹奏楽団の皆様の長年にわたる地域に根ざした活動にあらためて学ばせていただきました。