多様性を社会の力に変えていく
7月11日は、川崎デー。
市内北部をめぐり、夕方から溝の口駅での街頭演説会を開催しましま。
そして、夜は「てくのかわさき」での個人演説会。車座形式の集会でした。
20代の女性からは、「年金は、自助努力と諦めている。初任給は上がっているけれど、その分物価も上がっていて、豊かさを感じられない。子育ても不安があるから、結婚も遅れるし、子どもを持つことも躊躇する」と、将来への不安が語られました。
また、介護が必要になった時、今の制度で乗り切れるのかとても不安との声も聴かれました。確かに、財政論が先行する中で、在宅生活を支える介護サービス給付は制度改定の度に一貫して抑制されています。
この間、株価が上がっても、物価が上がってもお給料が上がらないという状況が続いています。そんな中で個人消費の低迷しています。
自立的に景気を回復させるためには、消費を伸ばすしかないのに、こんな時に貯蓄を奨励してどうするんでしょうか
なによりも、消費増税は消費を縮めてしまいます。結果的に賃金も上がらない。
そこで、どうするのか。
この間累進性を弱めてきた所得税、法人税は、累進性を強め、負担をすべき人に負担を頂くなどの改革が必要です。
私は、一人一人の可能性が生かされる公正な社会を作っていきたい!
保育や介護を担う人たちの仕事もきちんと評価されるべきだし、さらには、子育て中の保育士が自身の子育てと保育士の仕事を両立していくことも応援できる仕組みも考えたい。
例えば、一時保育など多様な保育は、預ける側と保育士双方の多様な働き・暮らしを支える仕組みと言えます。
多様性を社会の力に変えていくために新しい政治が必要なのです。
地域で展開されるモデル的な事業の実績も踏まえて、たくさんの人と語り、あと10日。走り抜けます。