これからの「未来」の話をしよう

9日、『これからの「未来」の話をしよう』と題した政策討論会が開かれ、
諏訪原健さんのコーディネートで、佐藤かおりさん、石川大我さんと共に、お話させていただきました。

佐藤かおりさんからは、性暴力やセクハラの現状や、立憲民主党が制定を目ざすセクハラ防止法案について、石川大我さんからは、LGBTやSOGIに関わる日本社会の現状や求められる政策制度についてお話がありました。

私からは、アウェイ育児、ワンオペ育児に象徴されるような子育てをめぐる日本社会の現状やソーシャルワークの重要性、幼児教育無償化の問題点などお話ししました。

会場からは、Twitterなどで議論になった第3号被保険者に関する問題についてご質問をいただきました。働いている女性と働いていない女性の分断を煽るよう状況をどう考えるか?と。

私が子育てという切り口からこだわったのは「一時保育」。働いていても働いていなくても、短時間の就労でも、子どもを預かる保育園を作りました。働いている人と在宅で子育てしている人を分断することなく、保育と子育て支援の垣根を取り払いたいと思ってきました。

すでに、子育て・介護等を家族が担い、主に男性を稼ぎ手とする生活保障システムの限界が見える中、男性も女性も「ゼロか100か」の選択ではなく、より多様な働き方・暮らし方が選択できた方がいい。そのためには、同一価値労働同一賃金を推進する法整備や、世帯に配慮した税制や社会保障制度からの見直しも必要だと思います。
もちろん、一時保育は、それだけじゃなくて、他にも良いことがたくさんあるのだけれど。もっともっとお話したかったです!