7月21日、22日、神奈川ネットも参加する全国市民政治ネットワークの全国交流集会2018が東京で開催されました。
21日は、藤田孝典さん（ＮＰＯ法人ほっとプラス代表理事）と、井手英策さん（慶應義塾大学経済学部教授）による講演。藤田さんは、広がる貧困の実態や背景にある労働問題にも触れ、労働運動と市民運動が連携し政治行動へと繋げる必要性を提起されました。井手さんからは、頼りあえる社会、弱者を生まない政治への転換のために、医療・教育・介護にかかる負担軽減と生活基盤を支えるためのバランスの良い課税のあり方について提言されました。

22日は、各分科会で、調査活動、議会改革、組織・参加などについて討議を深めました。分科会では、神奈川ネットも参加する生活クラブ運動グループ「横浜エリア連携協議会」の市民政策提案活動について、篠崎みさこさん（横浜みなみ生活クラブ理事長）からも報告。協議会が取り組んだ、市民アンケートや政策フォーラム、横浜市への政策提案活動について共有しました。2018年度も子育て、介護、食、環境、働き方と5つのテーマでアンケートを実施、9月の政策フォーラムから横浜市への政策提案に取組みます。