おしゃべりカフェで
久しぶりに、大場町みんなのいえで毎月開催される「おしゃべりカフェ」でお茶しました。今月は、ケアマネジャーさんに聞いてみようという企画で、ヘルパーステーションみんなの平元広子ケアマネ登場。平元さんが紹介してくれたのはオレンジガイド(横浜市版認知症ケアパスガイド表・裏)。認知症かなと感じた時や認知症と診断を受けたときに、どこに相談すればよいか、どのような制度が使えるのか、どの時期にどのような支援が必要になるのかといった情報がわかりやすくまとめらています。
参加された皆さんの“ちょっと気になる出来事”は「詐欺未遂」事件でした。Aさんには、区役所の職員を名乗る男性から「高額医療費の還付金があります。」という電話がかかってきました。銀行が閉店となる午後3時前2回目の電話があり「今日の3時までに通帳を持ってきてください。」という催促があって、近所のATMを指定されたそう。でも「どうして今日じゃなきゃダメなのか?還付してくれるのに50万円以上の預金がある通帳持ってきてくださいっていうのはおかしい。」と思ったAさんが、駅前の銀行に出向くと伝えると、今度は銀行を名乗る男性から電話が有り「○○支店では操作ができないんですよ」と言われ、これは詐欺だ!と気づき交番へ。「今日は○○町で一件高額な被害が有ってね、なんて、お巡りさんは全然驚かなかったんだけど、私はもードキドキしちゃって」と。
Bさんからも息子を名乗るオレオレ詐欺の巧妙な手口を聞きました。「もうちょっとで振込そうになった。寸前で振込まないで!とATMの前にいた家族に伝え電話を切ったときには震えたわ」と。Cさんからは、不要品を格安で回収するという業者のとのトラブルの事例も聞きました。本当に身近でいろんなことが起きてました。「気をつけなきゃね」と皆さんで確認しました。何よりも日頃から相談できる人がいるということが大事。
オレンジガイドには、本人や家族、地域の人が気軽に集える場として認知症カフェ(オレンジカフェ)が紹介されています。おしゃべりカフェも、気になることも気軽におしゃべりしあえて、相談や交流ができる場をめざし毎月開催されています。たくさんの方と出会えると嬉しいです。