ピッピ親子サポートネット10周年

 ピッピ親子サポートネットの10周年記念イベントが開催されました。
 ピッピの立ち上げから活動に参加し走り続けてきた10年。制度を使いながら変えて行く実践を重ね、振り返ってみるとたくさんのハードルを超えていました。

 10年前には、一時保育の重要性や可能性も十分に伝えきれませんでしたが、データを示し横浜市に提案し続けた結果、横浜市は日本で一番一時預かりに一生懸命取り組む自治体になりました。子ども・子育て支援新制度の施行を前に次世代のリーダーたちと新たなネットワークを築き、全国小規模保育協議会が発足したことも大きな力になりました。
 今日は共に活動してきたメンバー、ちょっと外側から応援して下さって来た皆さんが集まり、これまでとこれからを考える貴重な時間を過ごしました。

 ピッピの実践は、福祉サービスの領域を広げることだけではなく、新しい働き方、共に働く事を模索し誰もがより良く生きるために知恵を出し合うことです。これからの時代、特に「働き場」としてのピッピの役割を考えながら一層の努力をしたいと思います。