もっと知りたい政治のヒミツ~地方政治から見えること〜
21日、あざみ野にあるスペースナナで開催されたヒミツcafe主催の「~もっと知りたい政治のヒミツ~地方政治から見えること」でお話させていただきました。ヒミツcafeは、特定秘密保護法の制定をきっかけに、気軽に政治の話ができる場所をつくりたいというメンバーが集まり始まったもので、憲法カフェからマルシェまで幅広く企画されています。
青葉区は、 国政選挙における投票率は市内18区の中でも比較的高く、14日に投開票された衆議院選挙でも、57.71%の投票率で栄区に次ぐ2番目の高さでした。ところが統一地方選挙になると、 45.69% で11位(2011年)とちょっぴり残念な結果です。そこで、あらためて地方政治を身近に感じていただくために、横浜市会や県議会の様子をご報告させていただきました。
国中心の政治に対し、地域から市民がつくる政治を進めるために必要なことは、なによりも政治と生活を近づけることだと思います。そのためにできること、やるべきことは、まず、政治とお金の流れを変えることではないかとお話させていただきました。企業団対献金を廃止し、個人の寄付、個人の意思が生かされる政治の仕組みに変えることで、政党の分権も進んでいくし、課題を解決したいと思う人が政治に参加できる仕組みに近づくのではないかと思います。議員を「変わり合う」、「カンパとボランティア」で政治と選挙をする、「請け負わない」、モデルを「つくって、変える」といった活動理念もお話させていただきました。
参加された皆さんのグループトークでは、子育て、介護、食べること、障がいや教育の問題と 「それって政治だよ」がたくさん出されました。当事者の声から政策が作られ政治が動き社会が変わる、そのための「はじめの一歩」を皆さんと確認できました。