第2回県議会定例会が始まりました

 第2回県議会定例会が始まり、20日には知事より補正予算案説明も行われました。
 今回の補正予算額は、一般会計5億7,000万円、企業会計5,700万円、合計6億2,700万円です。「かながわソーラーバンク構想」や県有施設に太陽光発電設備等を設置する事業、「津波浸水予測図」の修正や液状化対策など地震防災対策、経済対策といった事業予算が計上されています。
(詳細は添付の「5月補正予算案の概要」をご覧ください)

 週明け23日には常任委員会で審査、採決、そして24日には本会議で採決というスピード審議です。
 予算案説明を受け、早速、各事業の予算見積書をいただいてみましたが、見積書には積算根拠を示さないようです。
 予算の積算にあたっては、業者の参考見積りや過去の実績から想定する、あるいは、他自治体の事業を参考にする等が考えられますが、例えば、参考見積りの提出を求めるとなると、入札事務の、公平性・公正性を担保する方策も必要だろうし、スピード感を持って編成された補正予算であっても、積算根拠については説明されるべきと思います。

ちなみに、まず、過去にも委託事業として実施された「津波浸水予測図作成業務」(2004年度〜06年度の3カ年で実施)の契約書を確認してみましたが、毎年度末に契約を見直し委託金を増額する状況でした。やはり予算の積算根拠は伺っておきたい。
県の職員とのやりとりに慣れず、やや苦戦していますが、明日の常任委員会審査も踏まえ判断しなくては。時間がない!です。

添付ファイル