全国市民政治ネットワーク交流集会

「地域の時代」だからこそ頑張りたい

8月28、29日全国市民政治ネットワークの交流集会が開催されました。初日の基調講演では、自治総研の上林陽治さんと法政大学の廣瀬克哉さんを迎え、自治体議会の役割や地域主権改革についてお話いただきました。

上林さんからは、この間の地域主権改革における官僚主導の課題や、松沢神奈川県知事の提案した「地方自治法基本法案」と、橋下大阪府知事の提案した「地方政府基本法案」の法的位置づけに関する課題などの問題提起がありました。 廣瀬さんからは、このレベルの地方自治法改正は10年に一度の「チャンス」だからこそ、首長からのチャレンジを受けて立て!とエールをいただきました。

2日目は、議会改革や調査活動をテーマにした分科会が開催されました。私がコーディネーターを務めた調査活動の分科会では、横浜や、東京、北海道の報告に続き、神奈川ネットの山本裕子県議から「女性と若者の働き方調査」の報告がありました。
当事者や地域住民とともに行う調査からは、新たなネットワークが生まれます。また、新たな課題も発見されます。調査活動を生かし政策アクションに取り組むことで政治への参加も広がります。
地域の時代と言われる今こそ、生活課題を発見する力を磨き、課題に寄り添う活動を進めて行きたいと思います。