「地球の木」の根っこになりたい

国際協力NGO「地球の木」訪問記

国際協力NGO「地球の木」のアジアンフェアに行ってきました。地球の木は、関内駅そば、横浜市役所からも徒歩3分の場所にあります。80年代後半に起きたアフリアの飢餓への緊急救援をきっかけに1991年に設立。当時は、生活クラブ生協神奈川のメンバーを中心に、誰にでもできることとして、1ヶ月にランチ1食分500円を集め、支援活動が展開されたそうです。

現在、ラオス、ネパール、カンボジアのアジア3カ国への支援を行なっています。カンボジアでは、国内でも最も貧しい州の一つ、タケオ州で、現地パートナーNGO VCAO(Vulnerable Children Assistance Organization)が運営する職業訓練センターへの支援を行なっていますが、このPJに参加しているスタッフから、13人家族の中で売られていった15歳の少女のエピソードを聞きました。センターでは、貧困のため人々がゴミ山に行かなくてすむように、娘を売らなくてすむように、織物の技術を教えています。

各国へのスタディーツアーの他、国内でも、国際理解のための出前講座、暮らしとエネルギー、貿易についてなど学ぶワークショップも企画されています。現地の人たちが抱えているさまざまな課題への取り組みとともに、私たちの暮らし方にも目を向けた活動、市民が参加できる身近な活動に共感します。私が参加すること語る事も未来に繋がることを教えられます。

日頃、地域のコミュニティカフェでもここのフェアトレードコーヒを飲んでいただいていますが、昨日は、カンボジアの10代の女の子たちが紡いだスカーフも購入。シルクの肌触り、鮮やかな色彩が素敵です。
もっともっと「顔の見える関係」で世界とつながっていきたいです。