みんなのいえは、認可保育園&高齢者グループホームの複合施設ですが、その経験から、学童保育、障害児の居場所事業、産前・産後のケアから高齢者までを対象としたヘルパーステーションと事業が広がっています。
他にも、子どもミニデイサービス(認可外保育園)、親子のつどいひろば事業や、家事介護サービス、高齢者のデイサービス、配食サービス、移動サービスと、わたしたちの暮らしの中に、「こんなサービスがあったらいいな」というものを具体的なカタチにしてきたメンバーが集まりました。
「青葉区での認可外保育園での経験が認可保育園の開設につながった」
「デイサービスから24時間のサービスへとグループホームの設立に向けて活動が広がった」
「お母さんが突然体調を崩され、保育園でお子さんを預かるだけでなく、派遣サービスや移動サービスが必要な方があり、連携して対応した」
「障害のあるお子さんと居場所にやってきた中学生のごく自然な交流が良い刺激になった」
などの報告に、点から線へ、そして、面へと地域福祉市民計画が実践されてきたことを実感。
制度に無いサービスも必要ならつくる、制度があっても不十分であれば、制度を使いながら制度提案を!と活動を進めてきたNPOの皆さん。
多様な世代、人材をいかし、また、実践の交流を続け、また、市民のお金を活かしながら領域を超えた連帯へと歩みを進めていきたいですね! 市民の実践は大事にしたい。制度をつくる政治の役割をかみしめた若林でした。