NPO法人WE21ジャパン青葉が運営するWEショップ(柿の木台店,あざみ野南店)は、提供された品物の販売を通して、地域やアジアに暮らす人々とつながる活動を展開しています。店内には、衣料品、雑貨とともに、WE21ジャパン青葉の支援活動のパネルやピースメッセージがあちこちに掲げられています。村田副代表は、ショップで出会い対話を重ねる事が、環境や経済のあり方、そして、私たちの暮らし方を問い直し「変わる」きっかけとなれば良いし、何よりも、日本でチャリティショップを作ってみせられた意義は大きいと話されました。
WE21ジャパンは、神奈川ネットワーク運動の視察で訪問したイギリスのNGO「Oxfam」が運営するチャリティリサイクルショップ「Oxfamショップ」の実践に学び「アジアの女性の自立支援」を進めるNGOとして誕生し、県内54ショップに拡がりました。
「自立支援」について、本阿彌久仁子代表は、タイ女性に「私は畑とアヒルを○羽持っています。あなたは何羽持っていますか?」と尋ねられたエピソードとともに、アジアの女性たちの力強さに触れ、むしろ、日本の女性たちの自立について考えさせられたとも話されました。
2つのお店には毎月200人もの方たちから提供品が寄せられ、年間延べ1500人のボランティアの参加によって運営されています。これだけの方たちが地域の拠点でつながる力にWEの可能性を感じます。グローバルな連帯を生み出す力もその源は地域にあります。私も、人々とつながり学び合うWEの活動=市民の平和政策への参加を拡げていきたいと思います。
*WE21ジャパン青葉の支援先
日本:女性の家「サーラー」 フィリピン:UDI(山岳地域開発機構)「保健医療事業」 イラク:JIM−NET(日本イラク医療支援ネットワーク)「白血病の子どもの医療支援」