写真は、横浜市水道局が販売している「はまっこどうし」。値段は100円です。(原価は70円)今日の予算特別委員会、水道局の審査の際には、水道局長と副市長の席にもはまっこどうしのペットボトルがおかれていました。はまっこどうしは、 水道創設からの水道水源の一つで、道志川の支流の大群沢で取水され、「赤道を越えても腐らないと」称賛されたおいしい水道水との事。道志川の水を守るため、ボランティア事業を実施しているのですが、この活動に「はまっ子どうし」の売上金の一部が使われているそうです。今日の質疑の中では、はまっこどうしは、一部、コンビニやデパートなどでも販売されているが、今後、さらに販売拡大につとめるというお話がありました。
一方、質問者の席には、水道水とコップがおかれています。これも、局長たちと同様にはまっこどうしにしたら?という意見も出ました。でもごみが増えない? 水道局では、今年度の取組みで、「蛇口から直接水道水を飲む文化を育む」として、受水槽方式で供給されている学校の水道水を直結給水とするモデル事業を実施しているはずです。その事業説明の際に、国基準を上回る高度な水質目標を設定されていて、「安心して飲めるおいしい水道水」というお話も聞き、水道局長以下管理職の皆様に「みなさんも水道の蛇口からの水を飲まれていますか?」とお尋ねしてみたところ、「もちろん飲んでます!」と答えていただいたのですが…。
ペットボトルの急増と水道水ばなれという関係から言うと、はまっこどうしのペットボトルの販売拡大と、蛇口から水道水を飲む文化を育むって相容れない関係だと思うのですが、どう思われますか?