子育て世代のまち都筑

どんな支援が必要なの?

青葉・都筑こ・こクラブの方たちと都筑区役所の福祉保険センターをお訪ねし、子育て支援最前線の職員の方たちと都筑区子育て支援の現状について意見交換させていただきました。
都筑区は、区民の平均年齢が36.6歳、転入者が多く居住年数の少ない世帯が多いといった特徴があり、当然子育て支援は優先度の高い施策となります。
区で独自に行なわれた子育て世代へのアンケートでは、集える場や情報がほしいという声が多く寄せられています。そんな声を受け、都筑区では、今年、センター北駅のそばに子育て支援センター「popolaポポラ」を開設し、ここに、保育所の保育士さんも参加される体制づくりが進められています。
来年度から次世代育成支援計画にそって、横浜市でも、各区に1箇所づつ、子育て支援センターが設置される予定です。
Popolaで実践される人材活用から一歩進めて、それぞれの保育園が相談機能を持って情報発信する拠点となれば、1区1館のハード整備よりも市民にとっては使いやすい拠点が増えるのではないでしょうか。
アンケートには「幼稚園や保育所で障がい児の受け入れを拡大してほしい」「ハンディをもつ子を土日などに預かってくれる場がほしい」「養護学校や個別支援級がいっぱいで入れない」といった切実な声も寄せられています。昨年度のデーターでも、都筑区は、身体障がい者の方たちのうち18歳未満の比率が18区の中で最も高く、愛の手帳(療育手帳)を持ってらっしゃる方の18未満の比率も青葉区ついで高い比率になっています。(データー参照)
こ・こクラブのメンバーでもある保育室めーぷる(センター北)は、横浜保育室に認定される以前から、一時保育に積極的に取り組んでいますが、北部療育センターも定員いっぱいの状態で、待機されている間のフォローについての課題も捉えています。これら、都筑区の課題については、区の職員の皆さんも把握されていますので、共に課題解決に向けて知恵を出し合いたいと思います。*○身体障がい者の方たちのうち18歳未満の比率
横浜市2、9%(2、429人)都筑区5、1%(148人)
○ 愛の手帳(療育手帳)を持ってらっしゃる方の18未満の比率
横浜市35、1%(4、882人)都筑区47、9%(314人)
【2004年3/31現在】